第8回丸森柔和材コアトリエ会議

第8回丸森柔和材コアトリエ会議

日時:平成30年5月19日

会場:陽だまり工房

丸森シルクコアトリエとは丸森の地域産業である養蚕とその関連産業に携わる人々が集い、世代を超えて生業として継続していくための糸口を見つけようと養蚕農家、染色家、地織家、シルク和紙職人、地織り保存会、繭細工作家等が集まり2017年5月頃から始まったもので今回が8回目になります。

今回は、2つのことを話し合いました。1つは、コアトリエの産品がどのような営みと連携をもっているかの確認。2つ目は、この産品をどのようなターゲットに届けるか、といった議題です。

前者では、出荷できない繭(赤繭、クズ繭、ハネ繭ともいう)を使用し、細工に加工したり、糸をとることができること、昔は繭の周りについている毛羽は布団に使用したり、繭をつくるために使用する蔟は藁で作っていたことなどが分かりました。こうした産地ならではの取り組みや協力関係を、パンフレット「まなみやげ」などに表現していくことが望ましい、という話になりました。
後者では、皆さんがどういう気持でつくっていて、どういう人に届けたいのかを知るために、「何を」「誰に」「どこで」「いつ」ということを考えてもらうワークショップを行いました。例を挙げると着物を孫に外出の時に晴れの場でなどがありました。話の中から、メンバーの多くが、商品化だけでなく、家族などの大事な人に使って欲しいという気持ちが強いことが分かりました。大量生産よりは、大事な人に大切に使ってもらい、その人の暮らしが豊かになることを望んでおられるという点は、このコアトリエの特徴と言えるでしょう。
執筆者:S.K

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